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2010/09/30 09:14

コラム

[週刊BCN 2010年09月27日付 Vol.1351 掲載]

北斗七星 2010年9月27日付 Vol.1351

▼2か月ぶりに中国・上海市に降り立った。来るたびに景色が目まぐるしく変わる成長著しい街だ。今回も、「浦東(プートン)空港」から車で10分程度走ると、住宅建設の猛烈なラッシュぶりである。市の郊外も、以前と比べて、明らかに様相を変えている。中国政府の引き締め策にもかかわらず、「住宅バブル」は相変わらずの様子だ。

▼日中間で領有権を巡り関係が悪化しているだけに、中国人に接する際は神経を遣った。しかし、国際都市に変貌した上海は、平静を保っていた。中国ITベンダーに在籍する日本の大学を出た中国人幹部はこう語る。「中国の日系ITベンダーに働く中国人が増え、外交問題を度外視しても、日本人と一緒に事業を成長させようという風土がある」。以前に比べ「現地化を進め、中国人を大事にする」日系ベンダーが増えたためだ。

▼9月には、NECが大連にデータセンター(DC)を新設し、地場ベンダー、ニューソフトの販売力でクラウドサービスを中国内に売り込む。富士通も中国にDCを建設中だ。今年度内にはオープンする。「モノ売り」では成し得なかった中国ローカル企業へのIT販売。この目論見をクラウドで実現しようとする日本のITベンダーは増加の一途だ。

▼ただ、小泉首相時代のように、またいつ“縺(もつ)れ”が生じるとも限らない。こうした事態に備え、中国へ進出する際は、現地採用と人材育成を同時並行で行い、人間関係づくりと早期に企業文化を浸透させる仕組みが必要になっている。

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