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2011/08/04 09:13

コラム

[週刊BCN 2011年08月01日付 Vol.1393 掲載]

<いまさら聞けないキーワード>デジタルサイネージ

〈一般的な解釈は…〉ネットワークを介して、ディスプレイに情報を送信し、表示するシステムのこと。

 英語の「デジタルサイネージ(Digital Signage)」を日本語に訳せば、「電子看板」となる。デジタルサイネージは、ネットワークを通じて映像や文字などのデータをディスプレイに送り、表示する配信システムを指している。通信技術と電子画面を活用したデジタルの看板といえる。

 デジタルサイネージは、屋外や店頭、鉄道の駅構内などの場所にディスプレイを設置して、広告を流したり、情報を発信するという活用方法が多い。アナログの看板と異なり、時間帯によって配信する広告コンテンツを変えられることや、最新情報をリアルタイムに発信することができるなどのメリットがある。東京ではJR品川駅、大阪ではJR大阪駅など、利用者が多い駅に、デジタルサイネージ用の大型ディスプレイが設置されている。

 デジタルサイネージは、設置場所や時間帯によって視聴者のターゲットを設定して広告を表示することができることから、これまで広告媒体としての利用が主流だった。しかし、東日本大震災を機に、駅や街にいる人々に津波関連情報などを迅速に伝えるツールとして注目を浴びており、情報インフラとして浸透しはじめている。

 調査会社の富士キメラ総研は、2010年のデジタルサイネージ国内市場の規模を741億円と見込んでおり、2015年までに1493億円に拡大すると予測している。今後、これまでデジタルサイネージの市場を引っ張ってきたシステムの販売と構築に加え、スーパーやコンビニでの採用が増大していくに伴い、サイネージ広告の分野が数百%と大きく伸びると見込まれている。

 2010年以降、デジタルサイネージの低価格化が進んでおり、ディスプレイメーカー間や通信キャリア間の競争が激しさを増している。

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