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2012/11/01 09:12

コラム

[週刊BCN 2012年10月29日付 Vol.1454 掲載]

<いまさら聞けないキーワード>DRM

【DRM(ディーアールエム、Digital Rights Management)】
デジタル著作権管理。映画・音楽などのデジタルコンテンツの利用や複製を規制・コントロールする技術。

 映画・音楽などのデジタルコンテンツの著作権を保護するために、暗号化などによって、ユーザーの利用や複製を規制・コントロールする技術の総称。大まかに分けて、コンテンツの複製を制御する「コピーコントロール」と、再生に回数制限を加えたり、特定のソフトウェアを使用しなければ再生できないようにする「アクセスコントロール」の2種類がある。

 デジタルコンテンツは、品質を落とすことなく無制限に複製でき、インターネットを介して遠距離の送受信も容易なことから、パソコンやインターネットの普及に伴って複製され、流通するケースが増加した。しかし、複製は著作物の価値を下げ、著作権をもつ個人・団体の利益を損なう。さらに、著作権法に違反する複製の実行・利用は、損害賠償による金銭的な損失だけでなく、社会的な信用の失墜にもつながる。こうしたことから、コンテンツを配信する側で利用や複製を規制・コントロールするDRMが重要視されるようになった。DRMを回避するハード・ソフトの流通は、不正競争防止法で禁止されている。

 また、今年10月1日の改正著作権法一部施行で、映画DVDなどの有償の著作権物について、たとえ私的使用であっても、DRMを解除して複製を行うことが禁止された。また、DRMを解除する技術を販売することは、懲役2年以下または200万円以下の罰金の対象となった。

 一方、コンテンツ配信側では、改正著作権法が施行されたことで、複製制限を撤廃しても違法行為に一定の歯止めがかかると判断して、ユーザーの利便性を確保するためにDRMを解除する動きもある。例えば、レーベルゲートの音楽配信サービス「mora」では、DRM規制を撤廃した。これによって、ユーザーは端末から別の端末へ楽曲を移動して再生できるようになった。

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