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2012/11/15 09:12

コラム

[週刊BCN 2012年11月12日付 Vol.1456 掲載]

<いまさら聞けないキーワード>レプリケーション

【レプリケーション(replication)】
運用中のデータベースをネットワークで同期した別のサーバー上に複製すること

 運用中のデータベースを複数の別のサーバー上に複製することを指す。データはネットワークを通じて同期し、元データ(マスタデータ)を更新すると複製データも更新される。常に更新することで最新の状態を維持する同期型と、定期的にデータを更新する非同期型がある。専用のソフトやデータベース管理システム(DBMS)の機能の一つとして提供されている。

 複製することで、データを保護できるだけでなく、複製データがマスタデータとまったく同じことから、マスタデータが破損した場合でも、ユーザーはリストアする必要がなく、作業の中断時間を短縮することができる。東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)やDR(災害復旧)の観点から、社内のサーバーなどの同じ施設内ではなく、外部のデータセンター(DC)を利用するなどして、遠隔地のサーバーに複製する遠隔地レプリケーションが注目されている。

 バックアップとレプリケーションは、データを別の場所にコピーする点で同じだが、レプリケーションがクローンを生成するのに対して、バックアップは複製データを圧縮して保存するので、データを再生する際には復元・リカバリの作業を必要とする。また、一般的にバックアップは長期保存を目的としており、NAS(ネットワーク接続ストレージ)など、外部の記憶媒体に複製する場合が多い。リアルタイム性・業務継続性にすぐれるレプリケーションと、長期保存・世代管理にすぐれるバックアップを組み合わせることで、万全なデータ保護体制を築くことが重要である。

 調査会社のIDC Japanは、レプリケーションなどのデータ保護に向けたストレージソフトウェアについて、11年の国内市場規模を前年比4.2%増の681億5000万円としている。

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