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2012/09/20 10:46

コラム

正念場に差しかかった中国ビジネス

 中国の反日感情のエスカレートが懸念されるなか、9月26日に札幌で予定されていた情報サービス産業協会(JISA)と、中国業界団体の中国軟件行業協会(CSIA)が共催するイベント「第16回日中情報サービス産業懇談会」の開催が見合わせとなりました。

 この数週間、両国で開催を予定していた大小さまざまな日中IT関連イベントやセミナーが、延期または縮小を余儀なくされてきましたが、ついに両国業界団体トップ同士が交流する年一回の懇談会まで見合わせになったことで、両国の業界では落胆の声が聞かれます。

 CSIAはJISAに宛てた書簡で「中国国内の事後処理に力を尽くし、マイナスの影響が出ないよう努めるとともに、連絡を密にし、機が熟した段階で懇談会を再開できるよう共に努力していくことを望む」とのメッセージを送ってきました。JISAは「日中関係が良好になれば業界間交流も再会できる」と希望をつないでいます。

 日中SIer幹部の多くは「政治は政治、経済は経済」と割り切る姿勢ですが、日本の情報サービス業にとっての中国ビジネスは試練のときを迎えたといえそうです。CSIAが「共に努力していくことを望む」としているように、日中双方が知恵と勇気を出し合い、共にこの正念場を乗り越えることが求められます。(安藤章司)

【直近の中国関連の記事はこちら】
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>中国の情報サービス業界 2012年1~6月期は26.2%増 サービス化や地方展開が進む
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.9.20」より

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