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2015/12/17 09:05

[週刊BCN 2015年12月14日付 Vol.1608 掲載]

店頭流通

<BCNアナリスト道越一郎の「家電なんでも分析」>4Kテレビ急伸! 台数2割に迫る勢い パナソニックが11月に首位奪還

 12月1日、ケーブルテレビの4K専門チャンネル「ケーブル4K」が開局した。年内にも1400万世帯で視聴可能になり、4K放送が身近になってきた。4Kテレビの販売も好調だ。BCNが集計した11月の実売実績では、液晶テレビに占める4Kテレビの台数構成比が過去最高の18.9%を記録。10月まで10%台前半で推移していたところから急伸した。販売金額構成比では46.0%と液晶テレビの売り上げのほぼ半分を4Kで稼ぎ出した。50型以上の大型モデルに絞った4K構成比は、台数で実に68.0%、金額で81.2%と「大型は4Kがあたりまえ」の状況だ。

 伸びている要因は価格の下落。4Kテレビの税別平均単価が19万9300円と、この5月以来半年ぶりに20万円を切った。主力は40型から55型まで。10万円台半ばから20万円前後のモデルがよく売れている。4Kテレビのメーカーシェアは、7月以降シャープがトップを走っていたが11月、パナソニックが5か月ぶりに首位を奪還。34.0%と同社としては4Kテレビで過去最高のシェアを獲得した。2位に後退したシャープは27.1%と失速。3位で23.9%のソニーが迫っている。

2015年12月1日に開局したケーブル4Kの開局記念セレモニー

 パナソニックの4Kテレビは、売れ筋の60型未満の台数構成比が9割以上と大部分を占めている。画面サイズ別のメーカーシェアでも40型台、50型台ともに4割弱のシェアを握っており、おおむね20万円以下の価格帯で強い。一方シャープは60型以上で20万円台後半のモデルが強く、この市場では4割弱のシェアを握っている。しかし、60型以上は4Kテレビの2割に満たない市場であることから、4Kテレビ全体ではシェアが伸び悩んでいる。


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