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2010/02/04 09:12

[週刊BCN 2010年02月01日付 Vol.1319 掲載]

店頭流通

<Close UP New Products>No.20 タッチパネル式液晶ディスプレイ(中)

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PC・パーツ専門店の感触 成長のカギは対応ソフトの普及

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 「40代前後の男性が買っていくことが多い」。タッチパネル式液晶ディスプレイについてそう話すのは、サードウェーブが展開するPC・パーツ専門店のドスパラ秋葉原本店、中河正治フロアマネージャー。BTOに対応するPCとのセット販売とディスプレイ単体の割合はおよそ3対7で、製品単体を買うユーザーが中心だという。在庫は常に揃っており、即日購入できる状態になっている。

 同店では、店舗入口の正面と、中央通路に面した目立つ場所にタッチパネル式モデルを展示。通常の液晶ディスプレイコーナーから独立して場所を確保する。画面にはWindowsのペイントを使って描いた「タッチしてね」の文字。「以前はPOPだけだったが、お客様に触ってもらえるようあらかじめ書き込んでおく」と、遊び心のある工夫を凝らす。デモ機でユーザーが最も多く操作するのはWebサイトのスクロールバー。マルチタッチならではの拡大・縮小機能については「反応はいまひとつ」だそうだ。

 扱っている製品は、アイ・オー・データ機器と日本エイサーの2社。中河氏によると、「(昨年秋の)新製品の発売当初は振るわなかったが、今年1月に入ってから売れ始めた」と手応えを感じている。在庫切れになることもあるという。今年に入ってから人気が出始めたのは、日本エイサーが断行した「T230 HBMIDH」の値下げが一因とみている。

 今後、タッチパネル式モデルの需要は拡大すると中河氏は捉えており、「そのためには対応ソフトが必要。iPhoneのようにタッチならではのものが出てくれれば」と期待する。さらに、前回触れた家電量販店と同様、製品のラインアップが増えれば、体験コーナーを設置することも考えている。

 現在は販売が好調ではあるものの、長期的にユーザーにアイテムを訴求していくには、製品単体で提案し続けるのは難しい。タッチ対応ソフトの広がりが成長の決め手となりそうだ。

ドスパラ秋葉原本店では、1階のPC・液晶ディスプレイフロアの入口正面に日本エイサー「T230HBMIDH」を展示する


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