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2010/02/10 09:09

[週刊BCN 2010年02月08日付 Vol.1320 掲載]

店頭流通

<Close UP New Products>No.21 タッチパネル式液晶ディスプレイ(下)

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メーカー各社の店頭施策 主力顧客はゲームユーザー

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 「作り手」のメーカーは、家電量販店やPC・パーツ専門店の現状を、どう捉えているのだろうか。マウスコンピューターの松山順一・チャネル営業統括部ビジネスパートナー営業部部長は「PCと組み合わせて何ができるのか。それを示すのが重要」と強調する。

 同社は秋葉原や大阪、福岡など4か所の直営店で製品を販売。量販店や専門店でも扱ってもらえるよう、各社に働きかけているところだ。とりわけ専門店に軸足を置く考えだが、家電量販店でも主要な店舗には展示スペースを設けたいと、売り場づくりに力を入れている。今後、店頭では液晶ディスプレイコーナーではなく、PCコーナーでの展示が中心になると予想している。

 松山部長は、「主力とみなすターゲットはゲームユーザー」と断言する。ただ、動画編集ソフト「LoiLo Touch」を備えるPCとセットで対応モデルを販売するなど、ゲーム以外のユーザーへも「春商戦の目玉」として訴求していく構えだ。

 同じくタッチパネル式モデルを扱うアイ・オー・データ機器の新堰将也・営業本部コンシューマ営業部営業1課課長は「予想以上に反響があった。営業の当初見込みが低いほうに甘かった」と発売時を振り返る。購入者は、PC専門店などで購入する上級者が中心だったという。同社も、ゲーム用途による市場拡大に期待する。

 一方で新堰課長は、「対応モデルの普及はWindows 7によって左右される」と指摘。その対策の一つとして、マウスコンピューターと同様、メーカーや家電量販店が参加する団体「ウィンドウズデジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)」のプロジェクトに製品を投入、露出を増やしている。また、全国各地の旗艦店に対応モデルが置けるよう、店舗ごとの製品数の確保に力を入れていく方針だ。

 子どもやお年寄りなど、ITスキルの高くない人でも手軽にPCが楽しめるタッチ操作。しかし、フタを開けてみると、液晶ディスプレイはゲーマーなどの上級者に人気が集中した。これから初心者にどう浸透させるかが課題といえそうだ。

主要な店舗に製品が行き渡るよう、メーカーは奮闘を続ける(写真はドスパラ秋葉原本店・タッチパネル式モデルの体験コーナー)
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