[週刊BCN 2008年07月28日付 Vol.1245 掲載]

日本オラクル 低価格BIなどでSMBへの浸透拡大
日本オラクル(遠藤隆雄・社長CEO)の中堅・中小企業(SMB)戦略が勢いを増している。国内最安値のBI(ビジネス・インテリジェンス)のパートナー拡大や中堅企業向けERP(統合基幹業務システム)「JDエドワーズ」が国産ERPの得意エリアに浸透し始めるなど、昨年8月からの体制強化策が実を結び始めた。同社のSMB市場は年商1000億円弱の企業をターゲットにしているが、「実際の“主戦場”はもっと小さい企業向け」(三澤智光・常務執行役員)と、低価格BIなどを“武器”にマイクロソフトの得意エリアを攻略する。(谷畑良胤(本紙編集長)●取材/文)
パートナー体制強化が奏功
■BIがSMBに新たな選択肢日本オラクルは昨年9月、SMBの利用に特化した65万6250円(5ユーザー)の低価格BIツール「Oracle Business Intelligence Standard Edition One(BI SE One)」をリリースした。同BIツールは決算報告書のレポート作成や解析ツール、データ・ウェアハウスを構築する機能など、「2000万円のBIツールに匹敵する機能を持つ」(三澤常務執行役員)ことや、「SMBに新たな選択肢をもたらす」(同)ことを売りに、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)やSIerなど、新旧のパートナーと共同でSMBへの浸透を目指してきた。...
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