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2009/06/01 11:00

[週刊BCN 2009年06月01日付 Vol.1286 掲載]

解説

販売系SIerの動き急 JBCCグループ再編/FJBは上場廃止へ

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 販売系SIerの体制変更が相次いでいる。JBCCホールディングスは、今年度に入って中堅SIerやISVのグループ化を矢継ぎ早に発表。富士通ビジネスシステム(FJB)は富士通本体の完全子会社になるのに伴い、上場廃止になる見込みだ。情報サービス産業全体が不況のダメージを受けるなか、ハードウェアなどの製品販売は落ち込みが特に激しい。販売系SIerは製品販売を柱の一つとしており、今の“製品販売低迷”の直撃を受ける。体制一新で苦境を乗り切ろうと必死だ。

体制一新で苦境乗り切る

 今回、富士通の完全子会社になるFJBはここ数年、業績が伸び悩む傾向にあった。今期(2010年3月期)は連結売上高で前年度比7.9%減、営業利益で15.8%減の見通しを示すなど、苦戦。上場廃止になっても、富士通本体と一体的な動きをすることで乗り切る選択肢を選んだ。富士通はサーバーなど自社製品のシェア拡大をトップダウンで推進しており、今回の再編もその一環とみられる。
 対するJBCCグループは、日本IBMのトップソリューションプロバイダであるものの、富士通とFJBのような一体的な関係にはない。JBCCグループは明確な後ろ盾がないなか、独自で活路を切り開いていくことが求められる。そこで打ち出したのが、グループの再編と積極的なM&A戦略だ。GoogleやSalesforceなどSaaS・クラウド型のビジネスを得意とするゼネラル・ビジネス・サービス(GBS)のグループ化を4月に発表したのに続き、5月には老舗の国産生産管理システムベンダーであるリード・レックスのグループ化を明らかにした。逆風下で「ただ待っていても何も始まらない」(石黒和義社長)と、攻めの姿勢を貫く。
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