[週刊BCN 2009年10月12日付 Vol.1304 掲載]

IPA 求められる新たな施策 政権交代の影響は?
独立行政法人である情報処理推進機構(IPA)の西垣浩司理事長が、1年半ぶりに報道関係者向け記者説明会を開いた。政権を握った民主党による脱官僚、大胆なコスト削減方針で、各省庁やその外郭団体は、予算の見直しや組織再編に怯え、戦々恐々としている。IT業界では、「経済産業省関連のIPAはどうなるのか?」と自然と話題になっていた。西垣理事長は、その影響について明言を避け、IPAが担っている今のミッションの重要性を主張するにとどまった。
報道関係者向け説明会に西垣理事長が登壇したのは、今回が2回目で実に約1年半ぶり。IPA初の民間企業出身理事長の登場は久々だった。
NECを離れ、独立行政法人のトップに座ってから約1年半が経過し、これまでを振り返ってIPAの印象をこう語っている。「民間企業に比べて、利潤概念がないこと、事業を進めるスピードが遅いこと、そして組織間にある壁の厚さに戸惑った」。NECの元社長として組織再編、構造改革を断行してきた辣腕経営者には、IPAの事業体制に多少の“ヌルさ”を感じていたようで、その胸の内を漏らした。...
NECを離れ、独立行政法人のトップに座ってから約1年半が経過し、これまでを振り返ってIPAの印象をこう語っている。「民間企業に比べて、利潤概念がないこと、事業を進めるスピードが遅いこと、そして組織間にある壁の厚さに戸惑った」。NECの元社長として組織再編、構造改革を断行してきた辣腕経営者には、IPAの事業体制に多少の“ヌルさ”を感じていたようで、その胸の内を漏らした。...
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