ページの先頭です。

2009/11/19 11:25

[週刊BCN 2009年11月16日付 Vol.1309 掲載]

解説

オフショア開発に異変 SIerの海外ビジネス 盛り上がりの機運

  • twitterでつぶやく

 SIerの海外進出が活発化してきた。NTTデータは、中国やインドでのオフショア開発を拡大させ、富士ソフトは台湾・中国における組み込みソフト需要の取り込みを目指す。中国大手SIerのデジタル・チャイナ・ホールディングスは、こうした日本のSIerとの連携に前向きな姿勢を示すなど、海外ビジネスが盛り上がりの機運をみせる。国内情報サービス市場は、受託ソフト開発を中心に縮小傾向が続いており、「体力のあるうちに海外ビジネスの基盤をつくっておきたい」(大手SIer幹部)との思惑がある。これまで、海外市場への進出に消極的だった日本のSI業界。だが、不況に背中を押される形で、本格的に国外市場の開拓を視野に入れ始めた。

 独立系SIerの組み込みソフト開発で最大手の富士ソフトは、初めての直営海外拠点を台湾に開設した。本格的に営業が始まって1か月。約6800万円の受注を獲得し、「予想を上回る好スタート」(富士ソフトの白石晴久社長)と手応えを感じている。同社の上期(2009年4~9月)の組み込みソフト関連の連結売上高は前年同期比30%ダウン。国内製造業の開発抑制が依然として続いており、予断を許さない。しかし、中国など海外に目を向ければ、通信機器やデジタル家電市場の成長が著しく、日本の組み込みソフト技術を必要とするメーカーは多い。台湾を足がかりとして海外需要を掴む。

 欧米豪の市場へ積極的に進出するNTTデータは、中国でのオフショア開発力の大幅拡充に乗り出す。今は1000人ほどの開発体制だが、2011年には2000人へと倍増させる計画だ。この9月に保険会社向けパッケージシステム開発の合弁会社を設立するなど、中国への投資を加速している。世界大手のIBMやアクセンチュアが、インドで万人単位のオフショア開発人員を確保して開発コストを低減し、国際競争力の向上に努める。こうした大手と互角に勝負するには、「例えば、インドで少なくとも5000~1万人規模の開発パワーが必要だ」(NTTデータの榎本隆副社長)との見解を示す。...

続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

ログイン/新規会員登録
※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
BCNランキングBCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。
  • twitterでつぶやく


WebBCNはITビジネス情報に特化したサイトに生まれ変わりました!
PC・カメラ・デジタル家電の最新情報は「BCNランキング」で!

PR

この記事に対するトラックバック:0件

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

IT業界団体のご紹介

PR

ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2012年02月06日付 vol.1418
2012年、商機到来か IP-PBXビジネスの有望性を探る

2012年02月06日付 vol.1418 2012年、商機到来か IP-PBXビジネスの有望性を探る

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)