[週刊BCN 2009年11月16日付 Vol.1309 掲載]

オフショア開発に異変 SIerの海外ビジネス 盛り上がりの機運
SIerの海外進出が活発化してきた。NTTデータは、中国やインドでのオフショア開発を拡大させ、富士ソフトは台湾・中国における組み込みソフト需要の取り込みを目指す。中国大手SIerのデジタル・チャイナ・ホールディングスは、こうした日本のSIerとの連携に前向きな姿勢を示すなど、海外ビジネスが盛り上がりの機運をみせる。国内情報サービス市場は、受託ソフト開発を中心に縮小傾向が続いており、「体力のあるうちに海外ビジネスの基盤をつくっておきたい」(大手SIer幹部)との思惑がある。これまで、海外市場への進出に消極的だった日本のSI業界。だが、不況に背中を押される形で、本格的に国外市場の開拓を視野に入れ始めた。
欧米豪の市場へ積極的に進出するNTTデータは、中国でのオフショア開発力の大幅拡充に乗り出す。今は1000人ほどの開発体制だが、2011年には2000人へと倍増させる計画だ。この9月に保険会社向けパッケージシステム開発の合弁会社を設立するなど、中国への投資を加速している。世界大手のIBMやアクセンチュアが、インドで万人単位のオフショア開発人員を確保して開発コストを低減し、国際競争力の向上に努める。こうした大手と互角に勝負するには、「例えば、インドで少なくとも5000~1万人規模の開発パワーが必要だ」(NTTデータの榎本隆副社長)との見解を示す。...
続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

- ※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
※BCNランキング、BCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。
関連記事
この記事に対するトラックバック:0件












