ページの先頭です。

2010/02/04 10:30

[週刊BCN 2010年02月01日付 Vol.1319 掲載]

解説

XCPで実現 柔軟性あるクラウドの仕組み開発

 OSSのクラウド基盤において、オープンで互換性のある世界を目指す取り組みが始まっている。OSS仮想化ソフト「Xen」のコミュニティで、仮想化ソフト、OS、各種管理ツール、APIなどを含め、フルスタックで提供する「Xen Cloud Platform(XCP)」の開発を進める「Xen Cloud Platformイニシアチブ」が立ちあがった。OSSでの相互運用が実現できれば、ユーザーはベンダーに縛られることなく自由にクラウド・サービスを利用することが可能になるという。VA Linux Systems Japanは富士通とともに日本からアドバイザリーボードに選出された。VA LinuxはXCPのストレージ部分を開発中だ。

ユーザーに利便性を提供

 「Xen Cloud Platform」は、クラウド・プラットフォームと、企業のデータセンターやプライベートクラウドとの相互互換を可能にし、ベンダーに依存しないクラウドサービスを運用できる、OSSの仮想インフラ技術を提供するものだという。クラウド・サービスを始めるために必要な仮想化ソフト、LinuxOS、APIなどをフルスタックで公開するもので、極端にいえば、ハードウェアさえあれば、ダウンロードして、ビジネスとしてクラウド・サービスが始められるというもの。フルスタックをOSSで提供するのは初の試みとなる。一方、提供する機能の一つとして、VA Linuxではデータをクラウド側に保存しておくためのストレージソフトウェアを開発中で、XCPにOSSとして一部を出していくという。

 企業内部での「プライベート・クラウド」とAmazon EC2やRackspaceCloud Servers、GoGridなどといった外部クラウドプラットフォームの間での相互運用を可能にする技術により、企業のデータセンター内の既存アプリケーションに変更を加えることなくXenベースのクラウドプラットフォーム上で動作する。自社で採用している仮想化ソフトや特定のクラウドベンダーの技術上の制限や要件に縛られることなく、各アプリケーションをどこで動作させるかを選択できるという。...

続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

ログイン/新規会員登録
※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
BCNランキングBCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。

■おすすめの記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2017年04月10日付 vol.1673
Survive or Die !? AI時代のIT業界 2017 今、知っておくべきAIとのつき合い方

2017年04月10日付 vol.1673 Survive or Die !? AI時代のIT業界 2017 今、知っておくべきAIとのつき合い方

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)