[週刊BCN 2010年02月01日付 Vol.1319 掲載]

大塚商会 クラウド戦略明らかに
ワンストップクラウド――。大手SIerの大塚商会(大塚裕司社長)のクラウド戦略が明らかになってきた。自社データセンター(DC)と顧客のITシステムをクローズドネットワーク(閉域網)で直結。閉域網を“仮想的なプライベートクラウド”としてSaaSやBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)などを手がけるものだ。顧客のITシステムを丸ごと自らの仮想プライベートクラウドに取り込み、あらゆるサービスをワンストップで提供する“大塚式クラウド”のコンセプトである。同社の主戦場である中堅・中小企業をターゲットとし、今年5月から本格的に展開する。
ワンストップで囲い込み
伊藤昇センター長 “大塚式クラウド”の最大の特徴は、自社DCと顧客を閉域網で直結する点にある。電子メールやグループウェアなどフロントオフィス系のサービスだけでなく、顧客の基幹業務システムのBPOなども手がける。顧客からみれば、自社の電算室を大塚商会が運用するセキュアな仮想プライベートクラウドへ移設するようなもので、「維持運用コストの削減やセキュリティレベル向上のメリットを得られる」(伊藤昇・たよれーるマネージメントサービスセンター長)ということになる。サービス名は「たよれーるマネージドネットワークサービス」。価格は1接続あたり月額1万9800円(税抜き)からで、足回りのネットワークはKDDIの閉域ネットワーク新サービス「WVS」を使う。...
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