[週刊BCN 2010年02月08日付 Vol.1320 掲載]

日本IBM SMB向けバックアップ事業が好調 「FastBack」の販社網拡大
日本IBM(橋本孝之社長)は、バックアップソフトの「IBM Tivoli Storage Manager FastBack」によって、中堅・中小企業(SMB)のバックアップユーザーを順調に増やしている。これまで苦戦していたSMB市場で新規顧客を獲得している格好だ。全国半数の地域で販社を確保しており、近い将来には全国網が完成する見通し。トレーニングやキャンペーンなどの実施で販社を増やす方針だ。今後は、Linuxユーザーへのアプローチや大企業の支社・支店を顧客対象とするなど新市場への参入で拡販し、国内バックアップ市場でシェア拡大を図っていく。
新市場への参入でシェアアップへ
同社がSMB向けバックアップ事業に着手したのは2009年。「Tivoli」製品として「FastBack」を販売開始したことが発端だ。これまで「Tivoli」製品の販売は直販か大企業向けにシステム提供するSIerを販社として確保していたことから、同社ではSMBを対象とする販社を獲得することに乗り出した。販社の技術者に対するハンズオントレーニングや、販社との共同セミナー実施など多くの支援策を講じた。最近では、技術者向けのコミュニティサイトとして「FastBack Japan Wiki」も提供している。これにより、「売りやすい」との声があがり始めて販社が増えるようになった。今では、「全国の約半分の地域で販売パートナーを確保した。今後も増えることは間違いなく、近い将来には全国で販社網を形成できる」(藪田和浩・ソフトウェア事業Tivoli・第二テクニカル・セールス部長)と自信をみせる。...
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