[週刊BCN 2010年02月15日付 Vol.1321 掲載]

大塚商会の決算 顧客数増えるも単価の下落響く
大塚商会(大塚裕司社長)の2009年度(09年12月期)連結決算は2年連続の減収減益、期首に立てた計画値にも達しない結果に終わった。大塚社長は決算会見で「厳しい環境でも増収増益は企業にとっての義務」と力強く話し、今年度は増収増益計画を立案。営業利益率7%以上(09年度は3.7%)を目指す姿勢を示した。大塚社長は、自らが「不透明感は依然続く」とみる今年度、何をもって成長路線に復帰しようと考えているのか。決算会見で表明された言葉と同社の資料からその方向性を探る。
「景気は第3四半期(7~9月)から回復基調に入ると予想したが、読み違えた。顧客数は増えたものの、顧客単価が下がったことが響いた」。大塚社長は、今年度をそのように振り返っている。増収増益路線をひた走り、07年度には過去最高益を記録。しかしながら、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けた中堅・中小企業市場で最強のSIベンダーでも、未曾有の経済不況には勝てず、減収減益に終わった。
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