[週刊BCN 2010年02月22日付 Vol.1322 掲載]

経済産業省の来年度予算案 地域活性化・中小企業支援が柱
経済産業省の2010年度情報政策関連施策・予算が明らかになった。「エコ」「中小企業・地域活性化支援」「先端IT国家の推進」がポイントで、09年度に比べて約35億円積み増した430億円規模の予算を国会に要求する予定だ。来年度、新たに始める新規事業を中心に、主な施策を解説する。注目はクラウドコンピューティング関連施策だ。
クラウドシステムの普及促進姿勢、鮮明に
2010年度の情報政策関連予算案の骨子は三つで、「エコ」「中小企業支援」「先端IT国家の推進」。具体的な内容は右上図に示した通りだ。そのなかでも、来年度に新規で予算要求する事業で注目点が二つある。「次世代高信頼・省エネ型IT基盤技術開発・実証事業」(予算要求額8.6億円)と、「中小企業システム基盤開発環境整備事業」(同7.3億円)だ。前者では、信頼性と既存システムとの互換性を保ちながら、省エネも意識したクラウドコンピューティングの調査研究・開発、実証実験を手がける。経産省はこの事業で、「クラウドの普及を目指し、データセンターへのサーバー集積化も促す」とし、クラウドの普及を後押しする姿勢を鮮明にしている。...
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