[週刊BCN 2010年03月08日付 Vol.1324 掲載]

シスコシステムズ SMB事業で2ケタ成長維持へ ディストリ拡大で全国に販社網
シスコシステムズ(エザード・オーバービーク社長)は、複数のディストリビュータを1次店として確保したことにより、中堅・中小企業(SMB)向け事業の拡大を図る。これらの販社とのパートナーシップを深めるために社内体制の整備を進めており、1次店のメリットにつながる施策を打つことに加えて2次店の支援強化にも力を注ぐ方針だ。データセンター(DC)を活用してクラウド・サービスの提供に着手しようとしている事業者とのアライアンスで、SMBに対するサービス創造も模索。これにより、SMB向け事業の売上高について2ケタ成長を維持していく。
支援強化に向けた体制整備も
パートナービジネス事業統括の安田誠副社長は「販売パートナーが増え、SMB事業を拡大することができる」と自信を示す シスコシステムズがディストリビュータとして確保しているのは、ダイワボウ情報システムとソフトバンクBB、ネットワンパートナーズの3社。パートナービジネス事業統括の安田誠・副社長は、「ディストリビュータ3社は、それぞれ強みをもっている。さまざまな角度で当社の製品・サービスを提供できる」とアピールしている。明確な区分ではないが、ダイワボウ情報システムがハードとソフトなどIT関連製品の販売、ソフトバンクBBがソフト販売とサービス提供に強いSIerを2次店として確保している。ネットワンパートナーズは、ネットワングループがもつNI(ネットワークインテグレーション)の強みを生かしながら、SIerと組んでインフラ構築ビジネスを手がけている。さらに、ダイワボウ情報システムとソフトバンクBBの2社は、中小企業をユーザーに据える販社網を全国規模で形成。ネットワンパートナーズは、中堅企業を中心に顧客開拓を図っているSIerとのパートナーシップを深耕。この3社と組むことで、シスコはSMBに対して製品を普及できるようになっただけではなく、地域やユーザー層を拡大できることから、「SMB市場で事業拡大できる基盤が整った」と、安田副社長は自信を示している。...
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