[週刊BCN 2010年04月05日付 Vol.1328 掲載]

<中国市場レポート>日系企業向けで“巨大”中国市場が誕生
【中国・上海発】日本経済に沈滞ムードが漂うなかで、製造業を中心とする国内企業の多くが新たな販路を求めて新興国、とくに中国市場へと進出している。これに伴って、日系企業が相次ぎ中国に現地法人を設立。一説にはその進出企業数は、2万~2万5000社といわれている。日本の多くのITベンダーは、ここに活路を見出し、伸び悩む日本IT市場の減少分を補填するために事業を強化している。進出した各ITベンダーは当面、日系企業を相手にするが、中国でのさらなる市場拡大を目指し、虎視眈々と中国ローカル企業への製品・サービス提供の機会を狙っている。現地の最近の様子を取材した。
加速する日本の製造業進出
クオリティ、自社製品を4倍に伸ばす現地取材した記者が降り立ったのは「春節(旧正月)」明けの3月上旬、経済発展著しい中国・上海市だ。緯度は日本の鹿児島と同じだが、「亜熱帯湿潤季節風気候」で、東京とほぼ同じ気温。現地の盛り上がりはいまひとつというが、5月に開催を控える「上海万博」の準備が急ピッチで進む。街中には、万博のマスコット「海宝(HAIBAO)」があちらこちらに飾られ、市民の参加ムードを煽っていた。...
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