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2010/04/28 10:30

[週刊BCN 2010年04月26日付 Vol.1331 掲載]

解説

日立製作所グループ ソフト・サービスで海外重視

 日立製作所グループのソフトウェア・サービス事業の方向性が明らかになってきた。成長余地が大きい海外市場への進出を加速。日立ソフトウェアエンジニアリングや日立システムアンドサービスなどグループSIerと一丸となってグローバルでのシェア拡大に努める。今年10月、日立ソフトと日立システムが合併して発足する日立ソリューションズは、将来的に1000億円を海外で売り上げようとする意気込みだ。SIビジネスで最大のライバルとなるNTTデータは海外進出で他社をリードする。日立グループはグループ総力を挙げて、ライバルを猛追する構えをみせている。

日立SOL、海外で1000億円稼ぐ

 日立製作所の社内カンパニーの情報・通信システム社(中島純三社長=日立製作所執行役専務)と並んで、グループのソフト・サービス事業の中核SIerとしての役割を担うのが、10月1日付で発足する日立ソリューションズである。日立ソフトと日立システムの年商の単純合算ベースで3000億円規模で、SI業界トップグループの目安とされる“3000億クラブ”入りを果たす。

 しかし、トップグループ入りだけに甘んじていては、成長戦略が不明瞭で、SI業界トップのNTTデータとの距離も開いたまま。そこで打ち出すのが、海外市場への進出である。10月1日付で日立ソリューションズ副社長に就任する予定の諸島伸治・日立ソフト社長は、「将来的に海外での売上高1000億円規模への拡大をイメージする」と、鼻息が荒い。日立グループのSIerで比較的海外ビジネスが堅調な日立ソフトですら、直近の海外売上高は40億円程度であることを考えると、極めて高い目標だ。...

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