[週刊BCN 2010年06月07日付 Vol.1336 掲載]

東洋ビジネスエンジニアリング 中国でERP拡販へ
【上海発】製造業に強いSIerの東洋ビジネスエンジニアリング(石田壽典社長)は、中国で主力商材の製造業向けERP(基幹業務システム)「MCFrame(エムシーフレーム)」の拡販を本格化させる。中国ではEMS(受託生産サービス)など、これまで在庫・販売のリスクが比較的少ない製造形態が多く、本格的な製造業向けERPであるMCFrameの販売では苦戦気味だった。だが、ここへきて中国の企業自らのブランドでの開発・生産が急拡大。「販売チャンスが増える」(同社)とみて、拡販に乗り出す。
製造業をターゲット
生産や販売、原価管理などのシステムから構成される製造業向けERPは、通常、自ら在庫や販売のリスクを負う自社ブランド製品を主力とする製造業顧客からの需要が強い。かつて、こうしたリスクが比較的少ないEMSやOEMメーカーが大半を占めていた中国では、需要そのものが限られていた。ところが、ここ数年、自社ブランド製品を開発するメーカーが中国で急増。なかには日本の製造業並みの多品種少量の生産に挑戦するケースもみられるようになったのだ。中国現地法人の東洋ビジネスエンジニアリング(上海)は、中国のメーカーも在庫や販売の管理レベルを飛躍的に高める必要に迫られており、「MCFrameに対する需要が急拡大している」(岡文一総経理)と肌で感じている。...
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