[週刊BCN 2010年08月02日付 Vol.1344 掲載]

iPad周辺の新市場 電子書籍はIT業界の救世主!? ソフトと同等の著作物になる
アップルの「iPad」が6月下旬に国内で発売されて以来、「電子書籍」を巡る攻防に火花が散っている。紙媒体のメディア市場で主演を演じてきた大手出版社や印刷会社に、電子媒体の制作・頒布などを支援する新顔のプレーヤーも加わった主導権争いはめまぐるしい。国内の「電子書籍」市場は、成長率が130%程度。急拡大する気配のあるこの市場のおかげで、低迷に喘ぐソフトウェア業界が恩恵を受ける構図が浮かび上がってきつつある。
インプレスR&Dによれば、国内の電子書籍の市場規模は、2009年で574億円に達し、08年比で23%増と成長著しい。14年には現在の2.3倍の1300億円に拡大すると推測している。日本経済新聞社の幹部は「現在は、端末ごとに方式が異なる。しかし、将来は標準化されてくる」とみている。徐々に標準化が進み、インプレスR&Dが14年以降に「普及期」に入ると予測していることとも符合する。
09年はスマートフォン向け「電子書籍」アプリケーションに限定されていたことや、コンテンツ売上高の89%がコミックを中心とした携帯電話向けだった。ところが、今年後半からはiPadに刺激され、東芝やシャープなど大手メーカーが電子書籍を読める端末を出し、米国ですでに発売されているソニーやアマゾンの端末も国内投入が近いとされている。...
09年はスマートフォン向け「電子書籍」アプリケーションに限定されていたことや、コンテンツ売上高の89%がコミックを中心とした携帯電話向けだった。ところが、今年後半からはiPadに刺激され、東芝やシャープなど大手メーカーが電子書籍を読める端末を出し、米国ですでに発売されているソニーやアマゾンの端末も国内投入が近いとされている。...
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