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2010/08/26 09:14

[週刊BCN 2010年08月23日付 Vol.1346 掲載]

解説

PFU上海 中国での人材争奪戦を勝ち抜く 中堅SIerが生き残るには

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【上海発】中国のIT業界で人材の争奪戦が激しくなってきた。システム案件が増えていることが要因で、中国と日系の大手SIerともに他社から優秀な人材をヘッドハンティングする動きが進みつつあるという。とくに、中堅SIerが人材引き抜きの標的になっているようだ。そんななか、PFUの中国子会社で中堅SIerに位置づけられるPFU上海計算機(天井豊董事長)は、生き残り策として、地道な活動を展開している。

PFU上海のオフィスがある桂平路は、日系のITベンダーが集まる地域として知られている
「技術者の質を高めなければならない」と語る坂口修一・董事副総経理  リーマン・ショックの影響で世界市場が大不況に陥った2009年以降、成長著しい中国を有力市場と捉える企業が多くなってきている。そのため、中国と日系のSIer、ともに案件が増える傾向にある。PFU上海も、「日本ではシステム案件の受注が厳しいとの話を聞いたが、上海の当社は案件獲得が堅調に推移している」(坂口修一・董事副総経理)という。同社は、親会社であるPFUのオフショア開発拠点といった位置づけで、日本からの案件が大半を占めている。売上比率は日本を中心に海外が7割以上。2009年度(09年12月期)に関しては、「人件費が安いということで、当社への発注が多かった」というのが実情。世界同時不況にもかかわらず昨年度の業績が落ち込まなかったことについて、「日本市場は徐々に回復しているものの、まだまだ先行きは不透明。今年度も中国へのオフショア開発が加速するのではないか」と、坂口董事副総経理は分析する。同社では売上高として「08年度を超える」と、世界不況前よりも伸びることを見込む。
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