[週刊BCN 2010年08月30日付 Vol.1347 掲載]

電通国際情報サービス 厳しい情勢下、成長戦略打ち出す
電通国際情報サービス(ISID、釜井節生社長)は、リーマン・ショックに端を発する世界同時不況の影響を受け、業績が低迷している。同社は、安定的な収益が見込めるストック型ビジネスなどの拡大を急いでいる。クラウド・コンピューティングを一つの軸にして競争力強化を図る。
ストック型ビジネスなどの拡大急ぐ
ISIDの2009年度(10年3月期)の連結決算は、大幅な減収減益で、03年以来の営業赤字に転落した。売上高は前年度比約140億円の減収、営業損益は同約48億円の減益だった。とくに金融業向けビジネスの売り上げの落ち込みが激しく、同24.4%の減収となった。この低迷ぶりは、ビッグユーザーの業績悪化に左右された部分が大きい。同社の金融業向けビジネスは、その売り上げの3分の1を大手金融機関1社が占めており、売上高の下げ幅が拡大することとなった。他業種向けビジネスも軒並み落ち込んだ。...
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