ページの先頭です。

2010/10/21 09:12

[週刊BCN 2010年10月18日付 Vol.1354 掲載]

解説

SaaSパートナーズ協会など 誰でも参加できる「みんなのクラウド」が始動

 クラウド/SaaSのサービスを安価に販売できる体制づくりを推進するSaaSパートナーズ協会(松田利夫専務理事=きっとエイエスピー社長)の加盟ITベンダーなどが、技術や人材資源の「共同拠出方式」で構築するクラウド技術・事業基盤「みんなのクラウド」というモデルを検討している。中小規模のSIerやソフトウェアベンダー、ITコーディネータ(ITC)、団体など各社が保有するインフラを提供し、これらをつないで「広域分散型クラウド基盤」を構築。共同で運用する。それを使って参加各社が、簡単で安価に「クラウド・サービス」を開始できる環境をつくる。大手ITベンダーのクラウド基盤を利用するのではなく、単独で事業化する機会を生み出すのが狙いだ。

インフラ持ち寄り、基盤をつくる

 「みんなのクラウド」には、協会加盟・非加盟にかかわらず、SIerやソフトベンダー、ITC、IT業界団体、非IT団体、一般企業など広く参加を募る予定。早い段階に「共同出資型」で株式会社化を図る。
 参加各社は、自社にあるサーバーなどの既存インフラ資産や構築・運用技術ノウハウなどを持ち寄る。クラウド基盤技術には、アメリカ航空宇宙局(NASA)でも採用されている、クラウドインフラを標準化する「OpenStack」や「Amazon Web Service」と互換性のある「Eucalyptus」などを利用する。
 まずは、参加各社の事務所やデータセンターに置かれたサーバー群をグリッドのように束ね、「広域分散型クラウド基盤」を構築し、IaaSを提供する。そのIaaS上に「Google App Engine」互換のオープンソース「AppScale」や各種開発環境などを利用してPaaSを提供。さらには、その上に参加企業・団体が持ち寄ったアプリケーションなどを搭載してSaaSによるサービス提供を行う。参加企業・団体は、誰でも、これらIaaS、PaaS、SaaSを利用し、再販することができる。 ...

続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

ログイン/新規会員登録
※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
BCNランキングBCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。

■おすすめの記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

 

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2016年09月12日付 vol.1644
失敗をどう乗り越えるのか オープンイノベーションへ! SIerの挑戦

2016年09月12日付 vol.1644 失敗をどう乗り越えるのか オープンイノベーションへ! SIerの挑戦

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)