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2010/12/16 09:05

[週刊BCN 2010年12月13日付 Vol.1362 掲載]

解説

中国系SIerの日本進出が加速 国内情報サービス業の“弱点”を突く

 中国系有力SIerが、日本の情報サービス市場への進出を加速させている。中国大手SIerのデジタル・チャイナ(神州数碼)グループを大株主にもつSJIや、大連有力SIerで米NASDAQ上場企業のハイソフト(海輝軟件)は、日本での売り上げ大幅拡大の方針を打ち出している。中国系有力SIerは、軒並み年率2ケタ増の売り上げ成長率を目標に掲げ、日本市場への攻勢を強める。これまでの日本から中国への進出だけでなく、中国から日本への“逆方向の流れ”が顕在化してきた。

業種・業務ノウハウを武器に

 中国系SIerは、日本の情報サービス業界の“弱点”を巧みに突く戦略を推し進める。制度疲労が指摘される多重下請け構造や、国内雇用を重視するあまり遅れが目立つグローバルソーシング体制といった弱点を突いて、中国系SIerの強みを前面に打ち出す。コスト競争力や生産力の高い開発拠点を生かし、ユーザー企業との直接取引や大手SIerなど元請けからの直接受注の比率を高めるなどして、日本におけるシェア拡大に全力を挙げる。

 2010年6月に米NASDAQ株式市場に上場を果たしたハイソフトは、グローバルでの今年度上期(10年1~6月期)連結売上高が前年同期比52.7%増の6523万ドルに達している。同社は日本からのオフショアソフト開発を足がかりに事業を起こした経緯があり、日本の業務システムに関する知見やノウハウは豊富だ。同社の対日本ビジネスの売上高構成比はおよそ3割を占めており、第3四半期(10年7~9月期)の日本でのビジネスについては前年同期比62.6%伸ばしている。 ...

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