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2011/08/04 09:04

[週刊BCN 2011年08月01日付 Vol.1393 掲載]

解説

日立製作所 ソフトウェア事業、世界へ飛び出す

 日立製作所(中西宏明社長)の情報・通信システム社ソフトウェア事業部が、海外市場向け事業を加速していく。2015年度(16年3月期)に売上高を10年度比で約3倍に増やす計画を立てた。北米、欧州、アジアの各地域で、ストレージ関連ソフトウェアを中心に販売を伸ばしていく。今年4月1日付でソフトウェア事業部のトップに就いた阿部淳事業部長がインタビューに応じ、プランを語った。(木村剛士)

海外売上高を5年で3倍に

 日立製作所の情報・通信システム社は、IT機器とソフトウェア販売のほかにSI、ITサービスを手がける社内カンパニーだ。カンパニーの2010年度(11年3月期)の売上高は1兆6520億円で、そのうちハードが32%、ソフトが10%、SI・ITサービスが58%を占める。国内と海外の売上高比率は国内が76%で、海外が24%。海外売上高の地域別構成比率は、北米が45%、アジア・その他が30%、欧州が25%となっている。15年度までの中期経営計画を推進しており、最終年度に売上高を2兆3000億円、海外売上高比率を35%まで高めることを目標に置いている。

4月1日付でソフトウェア事業部事業部長に就いた阿部淳氏  情報・通信システム社の約10%の売り上げをもつソフト開発・販売の陣頭指揮を執るソフトウェア事業部は、約2000人のスタッフを擁する。主力製品は、運用管理ソフト「JP1」やSOA(サービス指向アーキテクチャ)プラットフォームの「Cosminexus」、データベース「HiRDB」、ストレージ管理の「Hitachi Command Suite」。その社内カンパニーのトップに、今年4月1日付で、副事業部長から昇格した阿部淳事業部長が就任。氏はこのたび、成長戦略として「高付加価値の追求」「サービス化」「グローバルビジネス」の三つのポイントに言及した。 ...

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