ページの先頭です。

2011/10/20 09:21

[週刊BCN 2011年10月17日付 Vol.1403 掲載]

解説

ITで日本を元気に!プロジェクト メンバーが被災地へ 南三陸町の仮設住宅にパソコン設置

 東日本大震災をきっかけに、仙台市内のITベンダーらで立ち上げた「ITで日本を元気に!」プロジェクト。被災地のITボランティアを主な活動として復興を支援している。震災発生から半年が経ったのを機に、全国のITベンダーや報道関係者ら35人で、津波被害を受けた宮城県の沿岸部を訪問した。9月11日、数台のクルマに分乗して仙台駅を出発し、目的地の南三陸町では、メーカー寄贈の中古パソコンやプリンタを仮設住宅に設置する作業を行った。その夜は、同町歌津地区の民宿に宿泊し、現地の人から震災直後の話を聞いた。記者は4月に一度訪れているが、当時に比べると瓦礫は除去され、平穏に見える。地元住民も前向きに将来像を描くが、本格的な復興に向けての課題もみえてきた。(取材・文/谷畑良胤)

パソコンの使い方を学びたい

 「ITで日本を元気に!」プロジェクトのメンバーは、震災直後から毎週末に南三陸町を訪れ、発起人であり代表者であるトライポッドワークスの佐々木賢一社長をはじめとする仙台市内のITベンダー関係者が、被災者に対する地道な支援活動を続けてきた。そうした活動のなかでみえてきたITに関連する課題を解決するために、6月、「南三陸リニューアルプロジェクト」を立ち上げて、具体的なIT支援活動を開始した。佐々木社長は「仮設住宅の入居申込みが始まっていることを知らずに、締め切られていた被災者の例もある」として、被災者と支援者との間のコミュニケーション手段としてパソコンの導入が急務だと考え、IT機器・通信手段の確保を開始した。

 今年4月、佐々木社長のクルマに乗せてもらって記者が南三陸町を訪れたときは、瓦礫を縫って現地に到着するのが精一杯だった。学校の避難所に日本酒と野菜ジュース数本を届けるのがやっとで、とても津波被害を受けた方に取材する雰囲気ではないほどの悲壮感が漂っていた。今回、9月に訪れたときは、陸地が陥没して水面すれすれになっているなどの変化はみられたが、瓦礫は何か所かに山積みされ、生活道路はほぼ開通していた。 ...

続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

ログイン/新規会員登録
※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
BCNランキングBCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。

■おすすめの関連記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

 

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2016年08月22日付 vol.1641
企業を容量制限から解き放つオブジェクトストレージ

2016年08月22日付 vol.1641 企業を容量制限から解き放つオブジェクトストレージ

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)