ページの先頭です。

2012/11/01 09:08

[週刊BCN 2012年10月29日付 Vol.1454 掲載]

解説

クラウドかオンプレミスか ベンダーはユーザーの選択肢を広げよう サービス体系を整備する動きに注目

 情報システムの最も合理的な提供方法を巡って、ITベンダーとユーザー企業ともに模索が続いている。メンテナンスフリーのクラウド方式を選ぶ顧客が増える一方、オンプレミス(客先設置)やSIerが運営するデータセンター(DC)を柔軟に選択したり、組み合わせたりすることで、最もコスト削減効果が高い運用を試みるユーザーも多い。ソフトウェアやサービスを提供するITベンダーは、オンプレミスやアウトソーシング、クラウドなどさまざまなソフトライセンス体系やサービス体制のより一段の整備が販売拡大に欠かせない要素となっている。

 輸入生活雑貨店「PLAZA」などを運営するスタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイルカンパニーは、POSシステムや顧客管理(CRM)システムを新規導入し、この10月から直営店全100店舗で順次稼働を開始している。システムを納入したのは有力SIerのアイティフォーで、主力製品の小売業向け基幹システムパッケージソフト「RITS(リッツ)」のモジュールを活用したことに加え、今年8月にアイティフォーが新設したデータセンター(DC)を活用したフルアウトソーシング第一号案件でもある。ここでポイントとなるのは、パッケージとクラウドを組み合わせて、納期を短縮するとともにシステム運用コストを従来比で約4割削減した点だ。業者の選定を担当したスタイリングライフ・ホールディングスの上野慎一・グループシステム本部長は、「短納期で運用負担を大幅に軽減できる点を評価した」と経緯を話す。

 別の事例ではシステムベンダーのウイングアークが、自社のSI(システム構築)プロジェクト管理用のシステムを導入する際、「パッケージソフトとクラウドサービスの両方を提示できるベンダーを第一条件として選考した」(ウイングアークの澤井良二・インテグレーションサービス部長)。プロジェクト管理のパッケージを開発しているベンダーは多いが、クラウドとパッケージの両方式で提供しているベンダーは意外に少ないのが実状だ。ウイングアークの導入案件では、両方式を提示し、運用コストと使い勝手をユーザーが比較・選択できるよう提案したテンダの「Time Krei(タイムクレイ)」が受注を勝ち取る結果となった。 ...

続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

ログイン/新規会員登録
※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
BCNランキングBCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。

■おすすめの記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2017年03月13日付 vol.1669
信州がPC市場を支える!?純国産を貫く信州PCメーカーの取り組み

2017年03月13日付 vol.1669 信州がPC市場を支える!?純国産を貫く信州PCメーカーの取り組み

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)