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2012/11/29 09:08

[週刊BCN 2012年11月26日付 Vol.1458 掲載]

解説

タレントマネジメントの将来像 先行する米国の動きに注目 統合スイートかベスト・オブ・ブリードか

 ここ2、3年でタレントマネジメントシステムに注目が集まるようになってきた。外資系ITベンダーは買収を繰り返しながら勢力を拡大し、日本市場に進出。一方で、日本国内のITベンダーもタレントマネジメントシステムの開発強化に乗り出しており、競争が激化しそうな気配だ。今後の方向性を占ううえで、無視できないのが米国の最新動向である。

 雇用形態の多様化やグローバル化の進展などに伴い、タレントマネジメントに注目が集まるようになった。多くの先進的な日本企業が、国内外のITベンダーが開発・販売するタレントマネジメントシステムを導入している。
 需要の拡大を受けてとくに伸び盛りなのが、米国に本社を置くサクセスファクターズジャパンだ。2009年に日本市場に参入し、ユーザー企業は外資系企業140社、日本企業は60社に達する。実績では劣るものの、国内勢も販売が好調だ。サイエンティアは80社以上の納入実績をもつ。専業以外では、ワークスアプリケーションズやスーパーストリーム、富士通マーケティングといった有力ERP(統合基幹業務システム)ベンダーも、人事管理システムにタレントマネジメント機能を付加して販売に乗り出している。
 調査会社のガートナー ジャパンが毎年発表しているテクノロジのハイプ・サイクル(新技術の社会への適用度)によれば、今年、タレントマネジメントはモバイル・コンピューティングと並んで「過度な期待」のピーク時に位置する。製品コンセプトの異なる国内外のタレントマネジメントシステムが入り乱れ、やや混沌とした状況だ。そこで、今後の日本市場の方向性を考えるうえで、先進市場の米国に注目したい。タレントマネジメントという概念が欧米から入ってきて、市場を席巻しているからである。 ...

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