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2013/03/28 09:14

[週刊BCN 2013年03月25日付 Vol.1474 掲載]

解説

<グローバルを目指すITベンダー 成功への道>第23回 日立システムズ(下) 主要SIer2社でアジア全域をカバー

 日立システムズと日立ソリューションズの日立グループ主要SIer2社のアジアビジネスにおける方向性の違いが明確になってきた。日立システムズは、今回のマレーシア有力ITベンダー・サンウェイテクノロジーとの合弁会社設立によって、シンガポールやタイ、インドネシア、フィリピンなどASEANを中心に拠点を一気に増やすとともに、インドにはすでに拠点を構えている。一方の日立ソリューションズは、日立システムズより一足早い2011年10月に中国法人を北京に設立。その後、上海、広州、嘉興(浙江省)など、中国で矢継ぎ早に拠点網を拡大してきた。

 日立ソリューションズはASEAN方面には拠点を展開しておらず、もっぱら日立システムズがリードしていく模様だ。アジアにおける拠点展開は、日立ソリューションズが東アジア地域、日立システムズが東南アジアから南アジア方面にかけてカバーすることになる。日立システムズは中国に直属の現地法人はつくらないものの、日立グループや地場有力SIerなどとの協業をベースに中国ビジネスを推進するなど、日立ソリューションズとは異なるアプローチで取り組む。
 日立グループ主要SIer2社は、幾度もの再編を経ながら「協調体制」を強化してきており、アジア成長市場に向けたビジネスでも拠点展開をするエリアを意識的に分けるなど、役割分担を明確に打ち出した格好だ。また、エリアだけでなく、両社のそれぞれ強みとするIT商材も異なることから、今後は相互の得意分野をアジア全域でどう連携させて、ビジネスを伸ばしていくかが問われることになる。(安藤章司)...

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