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2013/08/08 09:11

[週刊BCN 2013年08月05日付 Vol.1492 掲載]

解説

<IT業界の死角 窮地脱出の処方箋>【シリーズ1 ISV】第41回 マイグレーションで狙う次の市場はSMB

 米IBMのオフコン「AS/400」は、日本国内に多く現存する。マイグレーションベンダーのシステムズは、大型案件で「AS/400」のデータ移行を手がけた際、文字列変換で変換漏れを起こしたことがある。顧客の要望は、「旧世代のシステムの機能をそのまま新しい仕組みに移行する」というものだった。同社社長の小河原隆史は「マイグレーションは簡単ではない」と、失敗をきっかけにこの分野を極めることを選んだ。以来16年間の実績は、大手企業60社超。この段階で中堅中小企業(SMB)での足場固めに乗り出した。(取材・文/谷畑良胤)

 システムズは、自社の強みをこう説明している。「移行にかかるコストを大幅に抑え、旧システムの資産をほぼそのまま(80%以上)活用する。システム変更に伴うSE(システム・エンジニア)の教育費用・期間もほとんどかからない」。マイグレーション市場で競合となるのは、NECや富士通、IBMなど汎用機を大量に販売してきたメーカーの直系販社か系列販社だ。「まともに勝負したら勝てない」(小河原)が、メーカー系は自社製汎用機から自社製オープンシステムへの移行を勧める。

 ユーザー企業側からみれば、もう少し選択肢がほしい。他社製も含めたクライアント・サーバー(C/S)型のオープンシステムやクラウドへの移行を希望する。システムズはマルチベンダーだ。どんなインフラでもマイグレーションしてしまう。だからこそ、「独自の分析手法を生み出し、変換品質を高め、移行に伴うプロジェクトのマネジメント力も他社に負けない仕組みをものにした」(小河原)わけだ。 ...

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