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2013/08/29 09:11

[週刊BCN 2013年08月26日付 Vol.1494 掲載]

解説

<IT業界の死角 窮地脱出の処方箋>【シリーズ1 ISV】第43回 海外進出で求められる“もう一つの武器”

 国内の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)にとって、海外進出は事業戦略上、今や必須条件となっている。サイボウズは、決算期末を従来の1月から12月に、2012年度から変更した。同社社長の青野慶久は、「グローバルを見据えた措置」と理由を説明する。米国や中国企業の多くが採用する「12月期」を期末としたのだ。主力とするグループウェアの国内市場は、競合との熾烈な争いを強いられるだけでなく、案件のパイが減少。海外で通用する何かの“武器”を携えて海外に出る時が来ていると判断したうえでの決算期変更だ。(取材・文/谷畑良胤)

 サイボウズは、13年度(13年12月期)の期初、年度中に中国と米国で業務アプリケーション連携クラウド「kintone」を本格的に販売を開始することを計画した。「kintone」の名前の由来は、『西遊記』の孫悟空が乗る雲(クラウド)の「キン斗雲」にちなんだものだ。「変化の速いビジネス環境に即座に適応するため」(青野)にすばやく対応する“速い雲”をイメージしたという。

 「kintone」は、すでに中国の日系企業やローカル企業にも好調な売れ行きを示している。中国の企業には、スケジュールなどを共有する文化がなかった。日本市場もロータスの「Lotus/Notes」が浸透する前はそうだったように、中国でサイボウズはグループウェアの拡販に苦戦を強いられた。だが、「kintone」であれば、既存システムの連携製品として採用が期待できる。 ...

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