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2003/09/29 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2003年09月29日付 Vol.1008 掲載]

ヨーズマー 社長 野口高志
ラブレターの誤字が転機、羞恥心が掻き立てた闘志

  • 取材・文/安藤章司  写真/清水丈司

プロフィール

(のぐち たかし)1970年、石川県金沢市生まれ。91年、北陸工業専門学校卒業。92年、石黒建設入社。98年、ダスキン入社。99年、システム・メイト設立。社長就任。同年、福井インターネットに社名変更。02年、ヨーズマーに社名変更。同年、「ユビキタウンふくみつ」が02年度のグッドデザイン賞新領域デザイン部門で受賞。今年度(04年3月期)の売上高は、前年度比約7割増の3億円を見込む。
 ヨーズマーは、今、北陸で最も注目度が高いITベンチャーである。トランスコーディング(多媒体同時生成システム)技術を核として、ユニバーサルアクセスの構築を手がける。これは、新聞、ラジオ、テレビ、行政、商店街など、さまざまな情報発生源からコンテンツを収集し、パソコン、携帯電話、テレビ、キオスク端末、街頭ディスプレイなど複数の端末に配信し、人々がどこにいても情報に触れられる仕組みを実現するものだ。


 このコンセプトが評価され、富山県福光町から受注した「ユビキタウンふくみつ」は、02年度のグッドデザイン賞を受賞するなどして、一躍有名になった。スマートな仕事ぶりだが、野口社長の経歴は、けっして単調なものではない。「親父も祖父も土建業の事業で失敗、会社を倒産させた。家庭が荒れて、ぼく自身も、暴走族まがいなこともした」という。

 「転機になったのは、結婚前、今の妻へのラブレターを書いたときのこと。『愛してる』と書いたつもりが、心が抜けて『受してる』と書き間違えてしまった。20歳頃のことで、恥ずかしいと思った」その後、猛烈に向学心が湧き、土建現場や施設清掃の仕事をしながら独学で経営やインターネットを学んだ。「将来の目標は、社員数1000人の会社にすること。しかし、無理な事業計画は立てず、顧客に喜んでもらえる仕事だけをする。ぼくは親父のようにはならない」。激しい闘志で、北陸から全国展開を狙う。

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