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2003/11/03 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2003年11月03日付 Vol.1013 掲載]

コンピューターおばあちゃんの会 代表 大川 加世子
コミュニケーションの道具。みんな、それを必要としている

  • 取材・文/佐相彰彦  写真/ミワタダシ

プロフィール

(おおかわ かよこ)1930年生まれ。英文タイプのワードプロセッサなどキーボードを使う業務に長く携わってきた経験で、ウィンドウズ95発売と同時にパソコンを使いこなす。97年3月、パソコン交流会「コンピューターおばあちゃんの会」を立ち上げる。代表として会の楽しい雰囲気を維持することに努めている。
「年寄りこそがパソコンを必要としている」


 そう切り出すのは、コンピューターおばあちゃんの会代表の大川加世子さん。高齢者にとって、「パソコンの達人」としてカリスマ的存在の人物だ。

 同会を立ち上げたのは1997年3月。高齢化社会を迎えたなか、「おばあちゃん達に適したパソコン教室がない」と痛感した。

 多くの高齢者は、「孤独感を癒すために、少しでもコミュニケーションをとりたくなる」。しかも、「自立して楽しく生きていくための道具として、パソコンの利便性を理解している」と強調する。

 設立当初は、「多くの人が『年寄りがパソコンなんて使うものか』と見向きもしなかった」。

 しかし、パソコン需要が増えるにつれて、「潜在需要を開拓するためには高齢者」が一般化しつつある。

 会員同士で、ある量販店にパソコンを購入するための探索ツアーに出かけたこともある。

「開店一番で行って、親切に店員さんが対応してくれたことを今でも覚えている」

 同会のホームページからは、写真や絵、俳句、小説など、会員がそれぞれの思いを真剣に、かつ楽しそうに作成している姿が想像できる。なかには、メーリングリストに日常生活での悩みを送っているケースもあるようだ。高齢者がインターネットやメールを本当に必要としていることを実感するサイトだ。

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