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2006/07/03 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2006年07月03日付 Vol.1144 掲載]

日本エフ・セキュア 代表取締役 渡邊 宏
“日本のやり方”でセキュリティ市場を攻略

  • 写真/馬場磨貴

 Linux発祥の地であるフィンランドのウイルス対策ソフトメーカー、エフ・セキュアの日本法人トップを務めてもうすぐ6年になる。シマンテックやマカフィーなど大手企業が市場を牛耳り、決してやすやすと開拓できるマーケットではないが、徐々に存在感を示し始めている。最近では法人だけでなく、一般消費者向け製品もリリースした。

プロフィール

(わたなべ ひろし)1956年9月生まれ。福島県福島市出身。80年、東京大学工学部資源開発工学科卒業。同年4月、三井鉱山入社。87年、日本ディジタル・イクイップメント(現・日本ヒューレット・パッカード)入社。営業業務に従事。94年、通信機器開発・販売のニューブリッジネットワークス・ジャパン(現・日本アルカテル)入社。98年、シーメンス入社。00年10月、日本エフ・セキュアに転じ、代表取締役就任。
 とはいえ、トップに就任した2000年から04年までは鳴かず飛ばずで苦しんだ。軌道に乗り始めるきっかけとなったのは、「本社の言うことを聞かずに、自分が思うように動き始めてから」だ。


 販売代理店との契約条件の見直しやサポート体制の充実、新たなプロモーション活動など、次々と日本市場に合わせた独自施策を展開。とくに、販売施策では強みのLinux向けウイルス対策技術を前面に出した戦略が奏功し成功の扉を開いた。本社の大反対を押し切り、手を打ってこなければ、会社は潰れていたと苦笑しながら振り返る。

 「本社をすかし、時には脅しながらやっている。日本には日本のやり方がある」

 外資系企業の日本法人トップは、最高経営責任者とはいえ、本社のやり方に少なからず縛られる。だが、渡邊氏はその壁を気にすることはない。

 “マイナー”指向で、「他人と同じことはしないし、同じモノも持ちたくない」性分。気取らず、格好もつけない。そしてアイデアマン。大胆な言動も持ち味で、“モノ言う”外資系企業の日本法人トップでもある。

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