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2009/10/13 17:49

インタビュー

[週刊BCN 2009年10月12日付 Vol.1304 掲載]

アプレッソ 新規事業担当部長 伊藤京子
“ワクワク、楽しさ”は仕事の基本

  • 写真/大星直輝
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プロフィール

(いとう きょうこ)東京都生まれ。日本大学法学部卒業。1983年4月、沖電気工業入社。OAシステム事業部システム開発部配属。85年、日本ディジタルイクイップメント(DEC)入社。88年、日本IBM入社。システムズエンジニアとしてRS/6000、POWER製品、OS/2の営業・協業推進、製品企画、マーケティング、技術支援を担当。04年、製品営業やパートナー事業部で中堅企業向け分野におけるソフト開発ベンダー(ISV)との協業とマーケティングを担当。09年2月、アプレッソ入社。
 日本IBMで20年。伊藤京子は、UNIX機やパソコン用OSなどプラットフォーム系のビジネスを主に手がけてきた。ソフト開発ベンダー(ISV)との協業を04年から担当したことがきっかけで、ISVへの転職を決める。選んだのはアプリケーション連携ミドルウェア「DataSpider」の開発で有名なアプレッソ。大学院ビジネススクールに通いながら、同社の新規事業の立ち上げを担う。


 仕事上のモットーは、「いつもワクワク、楽しめること」。高速演算で優位を誇ったIBM「RS/6000」や「OS/2」などメジャーな製品を担当。右肩上がりのビジネスは、「常に“ワクワク”“楽しさ”の連続だった」と振り返る。

 しかし、いかんせんハードやOSがITビジネスの中心であった時代はすでに終わった。プラットフォーム系でキャリアを伸ばしてきた伊藤も、スキルの見直しを迫られる。大学院MBAで学び直すことをアプレッソ社長の長谷川礼司に認めてもらったうえで、今年2月から「PIMSYNC(ピムシンク)」事業の責任を負う。グループウェアのデータを同期させるミドルウェア製品だ。今年4月の発売当時はマイクロソフトのExchangeなどとの同期に限られていたが、伊藤の粘り強い交渉の成果もあり、今年10月以降、連携対象ソフトをLotus NotesやGoogle Calenderなどに広げる。

 小さな日本のISVでも、やり方次第ではグローバルで活躍できる。「いや、むしろ小回りの利きにくい大企業より、スピード感をもってビジネスを伸ばせる」。大手も小回りの利くISVと手を組む姿勢を示すことが増えており、巧みに連携していくことで「世界への足がかりを掴む。このワクワク感があってこそビジネスを楽しめる」と、満面の笑みを浮かべる。(文中敬称略)
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