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2009/11/12 11:12

インタビュー

[週刊BCN 2009年11月09日付 Vol.1308 掲載]

SRA OSS 日本支社 マーケティング部 部長 稲葉香理
技術者とユーザーの橋渡し役に

  • 写真/馬場磨貴

プロフィール

(いなば かおり)1998年4月、SRA入社。UNIX向けオープンソースソフトウェア(OSS)の検証やコンサルティング、トレーニング、サポート、システム開発業務に従事。05年7月にSRA子会社のSRA OSSに転籍。OSSの自社ブランド製品の企画・開発やマーケティングを手がける。執筆活動にも精力的に取り組み、著書に『ふしぎ先輩が教えるデータベースエキスパートへの道』(技術評論社)などがある。
 IT業界に身を置くマーケティング担当者でも、テクノロジーに弱い人は意外に多い。だが、稲葉香理は違う。テクノロジストとマーケッターの二つの顔をもつ。


 稲葉は90年代後半にコンピュータに漠然と興味を抱き、ソフト開発企業を志望。新卒で入社したSRAで、約8年間かけて技術を身につけた。先端技術の調査・研究を行う花形部門も経験。その後、オープンソースソフトウェア(OSS)と出会い、OSS関連のソフト開発者として歩み始める。サポートからトレーニング、コンサルティングにシステム開発までを手がけ、技術を伝え、形にする多様なスキルを10年弱で培った。

 05年、SRAがSRA OSSを設立し、グループのOSS事業を集約した。稲葉は転籍を機に、一転、技術者としての地位を捨てマーケティングの道を志す。

 「技術者とユーザーの間には、決して浅くはない溝があります。その溝を埋める仕事がしたかった。マーケティングの仕事は、テクノロジーを分かりやすくユーザーに伝える橋渡し役です。この仕事をまっとうするには、技術を知らなければダメだと思っています」。

 稲葉がもつ知識と経験は、社内のみならず、社外からの評価も高い。出版社から声がかかり、これまで三冊の書籍を執筆。業界団体からも引く手あまたで、日本PostgreSQLユーザー協会理事や「Postgre SQL Conference 2009 Japan」実行委員会委員長、情報処理推進機構(IPA)の人材育成ワーキンググループ委員などを務める。会社では全従業員の3分の2にあたる約20人の部下を抱えており、社内外で多忙な日々を過ごしている。

 プライベートでは、トライアスロンに挑むスポーツウーマン。柔らかな雰囲気と丁寧な口調からは感じることができないキャリアと熱意、そしてバイタリティをもつマーケッターだ。(文中敬称略)


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