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2010/01/07 11:07

インタビュー

[週刊BCN 2010年01月04日付 Vol.1315 掲載]

ゼネラル・ビジネス・サービス(GBS) システムズアーキテクト 西川浩平
日本のIT産業の価値を追究

  • 写真/馬場磨貴
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プロフィール

(にしかわ こうへい)1983年、神奈川県生まれ。06年、東海大学開発工学部卒業。同年、ゼネラル・ビジネス・サービス(GBS)グループのアイセスに入社(後にGBSに転籍)。08年、社会人枠で金沢工業大学大学院工学研究科知的創造システム専攻ITアーキテクトコース修了。システムズアーキテクトとしてGBSのクラウド事業を担当する。
 クラウド・コンピューティング関連のビジネスを、向こう5年間で200億円規模への拡大を目指すJBCCホールディングスグループ。その一翼を担うのがゼネラル・ビジネス・サービス(GBS)でクラウド事業を担当する西川浩平・システムズアーキテクトだ。GBSは、日本IBM系のITサービス会社だが、西川が中心となってGoogleやSalesforceなどと連携したクラウドサービスを拡大。こうした動きがきっかけの一つとなり、2009年5月、クラウド事業の拡大を目指すJBCCホールディングスグループに加わった。


 最初は異端だった。大学を卒業後、GBSの研修サービス子会社に入社した西川は、GBSに出向してヘルプデスクを担当。子会社からの出向組にとって、親会社での居場所はないに等しい。「自分が会社にいる価値ってなんだろうか」と、悶々とする日が続く。ヘルプデスクで社内の古いIT環境の問題点を肌で感じていた西川は、会社に勤めながら、大学院に進学。次世代のITアーキテクチャは「クラウドが主流になる」と確信する。

 Salesforceの研修で2週間ほど渡米。中国やインド、イスラエルなどの優れた技術者たちと同席したときに思った。「クラウドをリードする米国もすごいが、これを支える世界の技術陣はもっとすごい。彼らを敵に回すのではなく、味方に取り込むにはどうしたらいいのか──」。その答えが“IPアセット(知的資産)”と“オープン”である。オープンなネットにおける存在価値は、他社にないIPアセットをもっていること。自身の価値の向上は西川がITアーキテクトを志した原点であり、そうでなければ世界の技術者を味方に取り込むこともできない。「自分の存在価値、会社のマーケットにおける価値、世界における日本のIT産業の価値とは何かを追究し、常にオープンであることが次の成長につながる」と、考える。(文中敬称略)
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