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2010/01/21 11:09

インタビュー

[週刊BCN 2010年01月18日付 Vol.1317 掲載]

ソニー ロケーションブランディンググループ ディレクター 若松真希子人とのつながりをブランド力に

  • 写真/馬場磨貴

プロフィール

(わかまつ まきこ) 米カリフォルニア州生まれ。2000年筑波大学比較文化学類卒業、同年ソニー入社。役員秘書室を経て03年デジタルカメラ・カムコーダー商品企画部、06年デジタルカメラ用アクセサリー商品企画担当。09年3月からはブランドマーケティング部でアートプロジェクトに携わる。
ソニー Headquarters ブランドマーケティング部 
ロケーションブランディンググループ ディレクター
若松真希子

 若手新進アーティストとのコラボプロジェクト「Canvas@Sony(キャンバス・アット・ソニー)」。ソニーがビル壁面や製品を表現の場に提供し、アーティストと新しい文化を発信する。国内ブランド活動の一つである、このイベントを現場でとりまとめるのが若松真希子だ。


 「若い人たちに、ソニーに対して“カッコよさ”や“独創性”というイメージを抱いてもらいたい」と意気込む。

 「人を助けて、人と人とのつながりをつくること」がモットー。そうした仕事に生きがいを感じるそうだ。その考えで入社時は役員秘書を志望。役員をサポートしながら社内外の人と関係を築くことを学んだ。

 高校までは米国で過ごした。内気な少女だったが、自分の考えをきちんと伝えることが求められる国で、「おしゃべり好きで活動的な性格に変わった」と笑う。

 入社3年後には、その行動力で当時、市場が拡大していたデジタルカメラの部署に商品企画担当者として異動。秘書とは180度違う世界に飛び込んだ。「製造業の会社を自分は何も知らない。現場を知りたい」という思いが彼女を突き動かした。現場では製品開発を間近で見ながら担当者の実力を身につけ、企画と技術との橋渡し役を通じて人を結びつける力にも磨きをかけた。「とまどうことも多かったけれど、勉強になった」と振り返る。

 今、若松は「ソニー」というブランドを広める伝道師の役割を担う。伝えたいのは現場で触れた技術者の熱い思い。役割をこなすには社内外の協力が不可欠だ。人をつなぐ力を鍛えてきた若松には腕の見せ所となる。「今までの仕事で得たものや人脈をフル活用している。大変だけど、やってやるぞという気持ち」と話す。

 週2~3回、10~15㎞を走るランニングは小学生時代からの習慣。走って頭の中を整理する。茶道も嗜む。静かな空間で心をリセットし、気分を新たに仕事と向き合う。(文中敬称略)


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