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2010/03/04 10:40

インタビュー

[週刊BCN 2010年03月01日付 Vol.1323 掲載]

グリーンハウス 取締役兼営業本部長 小澤達夫
20回目の出発に向けて

  • 写真/馬場磨貴
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プロフィール

(おざわ たつお)1969年愛知県生まれ。91年6月、グリーンハウス設立時に入社。自社ブランド製品の企画・開発を手がけ、営業担当として顧客開拓にも携わる。93年、岡崎支店(現・名古屋支店)をはじめとして全国で支店の立ち上げに従事。97年、取締役兼営業本部長に就任。現在に至る。
 2009年12月、グリーンハウスは売上高が過去最高を記録するなど、順調に業績を伸ばしている。

 「仕事とは、自己実現の場。会社の方向性と個人の目標が噛み合えば、必ず会社は成長する」というのが、同社の営業部門を率いる小澤達夫の信条だ。部下に対して、そう言い聞かせている。社員が自己を磨き、会社の将来を見据えて積極的に業務を遂行する。「やらされ感を抱く社員はいない」。その自発意識が、好業績の起爆剤となっている。


 社員の能力を高めることを目的として、小澤がアイデアを出したのは、社員が持ち回りで講師を務める勉強会だ。例えば、小澤が新製品に関して講義した内容を、受講した社員が同僚など別の社員に対してレクチャーする。「同僚が“先生”になれば、教わる側の親近感が高まって理解しやすくなる。教える側にとっては、頭の中が整理され、理解がより深まる」。この形式の講義を全国の拠点で実施しており、社員のスキルは確実に向上しているそうだ。もちろん、部下に任せきりではなく、小澤が全国の拠点を回ることも多い。

 同社は、今年6月で創業20年を迎える。この節目を小澤は、「20回目の出発(トライ)と捉え、さまざまなことにチャレンジしていく」と、決意を露わにする。

 20回目の「出発」として具体的な動きをみせるのは、法人向け事業の拡大だ。主力製品の一つであるUSBフラッシュメモリやメモリカードなどを使った新しいビジネスに着手する。USBフラッシュメモリと同社の独自技術を生かして情報漏えい対策の製品・サービスとして提供することや、大手通信事業者3社の携帯電話に対応したmicroSDを企業のセールスPRに使ってもらうなどといった具合だ。実際、いくつか引き合いがきており、「個人向け事業を拡大させながら、法人向け事業の売上比率を7割程度まで高めていく」ことを当面の目標としている。(文中敬称略)
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