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2010/07/29 09:35

インタビュー

[週刊BCN 2010年07月26日付 Vol.1343 掲載]

ドリーム・アーツ 代表取締役社長 山本孝昭
今が勝負をかけるチャンスの時

  • 取材・文/佐相彰彦  写真/馬場磨貴
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プロフィール

(やまもと たかあき)1965年2月12日生まれ。広島県広島市出身。88年3月、広島修道大学商学部経営学科卒業後、同年4月、アシストに入社。メインフレーム向けソフトウェア販売を担当する。93年10月、インテルに入社。テクノロジ・マーケティング担当マネージャとして、マルチメディア関連技術のマーケティングや、国内コンシューマパソコン市場の拡大戦略立案などに従事する。96年12月、ドリーム・アーツを設立。代表取締役社長に就任。現在に至る。
 ポータル型グループウェア「インスイート・エンタープライズ」や業務支援システムの「ひびき」シリーズを提供するドリーム・アーツ。日本郵政グループや官公庁、大企業など多くのユーザーを獲得し、ビジネスが好調に推移している。しかし、山本孝昭は、「これまでを振り返って、自分や会社の状況に点数をつけるならば、ぎりぎり及第点を上回ったところかな」と、厳しい評価を下す。


 大学卒業後は、大手旅行会社のJTBに入社するはずだった。しかし、どうしても単位が取れない科目があり、留年。内定は取り消しになった。1年後、「自分が納得できる会社に入社する」と決意。就職活動のため、さまざまな会社の面接に行ったところ、行き着いたのがアシストだった。

 アシストでは、メインフレーム向けソフトウェアの販売を担当。同社を成長路線に乗せるのに寄与したと認められ、社内での評価は高かった。「確かに居心地はよかった。しかし、もっと鍛えてほしいという願望もあった」。そこで自身を試すため、インテルに入社。「これまでの自分がいかに甘かったか、実感することができた」という。入社当初は、ついていくのがやっとで、緊張の連続だった。ただ、ガムシャラに働いているうちに上司から評価されるようになり、海外赴任という栄転の話も出てきた。「この話をきっかけに、独立することを決めた」そうだ。独立したのは、「中学生ぐらいから起業を考えていたから」。納得のいく成果をあげたアシスト、自身の成長につながったインテルの経験を生かし、ドリーム・アーツを設立したことになる。

 ITを取り巻く今の市場環境を、「サービス型モデルが主流になりつつあるなか、多くの業界が入り交ざり、群雄割拠の時代」と捉える。そのうえで、ソフトを軸にサービスを提供してきた同社が今、「勝負をかけるチャンスの時」とみている。(文中敬称略)
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