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2011/09/01 09:26

インタビュー

[週刊BCN 2011年08月29日付 Vol.1396 掲載]

日本マイクロソフト クラウド&ソリューションビジネス統括本部 マイクロソフトテクノロジーセンター センター長 澤 円
新しいものの魅力を伝えて振り向かせる

  • 取材・文/鍋島蓉子  写真/ミワタダシ

プロフィール

(さわ まどか)1993年、生命保険のIT子会社入社。97年、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)に転じる。情報共有系コンサルタントを経てプリセールスSEとしてExchange・SharePointを担当。競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部本部長を歴任し、11年7月、企業向け製品のショーケース機能を担う「マイクロソフトテクノロジーセンター」のセンター長に就任。
 2006年、日本人で唯一「Chairman's Award」を受賞した。ビル・ゲイツが直々に授与する賞で、マイクロソフト全9万人の従業員のなかで、受賞したのはたったの十数人。この受賞は、澤円を突き動かす原動力となっている。 


 澤は自らを「浮気させ屋」と称している。競合に打ち勝つためのプレゼンや戦略立案により、新製品の魅力を伝えて、他社製品や旧バージョンを利用する顧客を「浮気させる(振り向かせる)」のがミッションだ。過去には「Lotus notes」を活用していた顧客で「Exchange Server」への全面移行に携わるなど、数多くの実績をあげてきた。

 日本マイクロソフトではメッセージインフラを手がける技術者としてキャリアをスタート。顧客に「自分」を評価してもらい、コンサルティングで包括契約に結びつけるスタイルをつくり上げ、プリセールスエンジニア、営業職とキャリアを重ねてきた。肩書きは毎年変わるが、ミッションは不変である。

 風貌は、自他ともに認める「キリスト」。初対面で覚えてもらえるものの、役職が法人営業の本部長クラスであることもあって、「言動、所作、一挙手一投足にエラーは禁物」と自分を律する。

 澤はいずれ「パーセプション・チェンジ(イメージの変容)」したいと考えている。キャリアの延長上ではなく、あらゆる可能性を探りながら、大きなチャレンジをしたいというのだ。会社で適性テストを行ったところ、一番向いている職業が「宗教家」。「インフルエンサー(大きな影響を与える人)」の気質を備える。「どういうかたちでチャレンジできるかわからないが、自分のやりたいことで喜ぶ人が増えればいい」と展望を語っている。(文中敬称略)

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