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2012/02/23 09:27

インタビュー

[週刊BCN 2012年02月20日付 Vol.1420 掲載]

ZENTA 代表取締役 谷口敬太
大学入学時の劣等感をバネに起業

  • 取材・文/木村剛士  写真/馬場磨貴

プロフィール

谷口 敬太(たにぐち けいた)
1982年、石川県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部在学中に「学生起業家選手権」で最優秀賞受賞。2006年に学生ベンチャーとしてZENTAを設立し、代表取締役に就任。MEO(Map Engine Optimization)を活用した店舗事業者向けのトータルマーケティング支援事業を展開する。なお、ZENTAは善良の善と自分の名前をくっつけた社名。
 谷口敬太は、慶應義塾大学4年生の時に東京都が主催するビジネスプランコンテスト「学生起業家選手権」で最優秀賞を獲得した。賞金300万円をもとに、ZENTAを設立。創業時のビジネスは成功しなかったものの、4年ほど前に目をつけてスタートしたMEO(Map Engine Optimization)関連サービスが受け入れられ、トータルマーケティング支援事業を軌道に乗せた。 


 一見、輝かしいキャリアだが、その裏には大学入学時に感じた挫折と劣等感がある。高校時代、故郷の石川県で野球に没頭し、甲子園の土を踏んだ。部を引退した後は受験勉強に集中して、一浪の末に慶應大学に入学、上京した。そこで全国から集まった同学年の学生に触れ、自分の幼さを感じた。

 「政治家になりたいとか、環境問題に取り組みたいとか、周りには明確な夢をもっている人間ばかり。何もやることがなく、何となく上京した自分が情けなかった」。ビジネスに目が向いたのは、興味があったからではない。「起業家を目指す人間が身近にいなかったので、ほかの学生とは違うところをみせられる、存在感を示せると思った」と話す。仲間に遅れたくないという思いが事業に向かわせ、今のZENTAがある。

 谷口は起業直後から学校をつくりたいと思っている。大学での経験を貴重な財産と感じ、「慶應以上に魅力的な学校をつくって、さまざまなことを経験できる環境を未来の学生に提供したい」。今ビジネスを頑張るのは、そのためだという。「笑われるかもしれないけど、本気ですよ」。谷口には明確な夢がある。(文中敬称略)

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