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2012/03/08 09:26

インタビュー

[週刊BCN 2012年03月05日付 Vol.1422 掲載]

ソニックス 代表取締役社長 吉澤武則
世界を見据えた製品で顧客の悩みを解決する

  • 取材・文/佐相彰彦  写真/大星直輝

プロフィール

吉澤 武則(よしざわ たけのり)
1976年12月28日生まれ。00年、SI系ベンチャーに入社。02年、ソニックス・テクノロジーを創業、代表取締役に就任。06年、アイポイントと合併してイズに社名変更、取締役に就任。08年、キヤノン電子グループのITサービス企業にコンサルタントとして経営参画、グループ子会社の社長に就任。10年、ソニックスの社長として事業運営を再開。
 IT業界に足を踏み入れたのは2000年。「伸びそうな業界と思ったから」だという。世間では、「ITバブル」といわれていた時期だ。SIを手がけるベンチャー企業に入社。実際に業務に携わってみると、いくら伸びそうな業界といっても、向こうから案件が転がり込んでくるほど甘くはない。そのことがモチベーションの向上につながった。入社1年で営業責任者を任され、経営戦略の策定や米シリコンバレーを中心とする海外事業にも携わるようになった。


 2002年、「ベンチャーバブル」が弾けるという逆風が吹くなかで、「もともと経営に興味を抱いていた」という吉澤は、ウェブシステム開発のソニックス・テクノロジーを設立した。ゼロからのスタートだったが、地道に営業活動を続けているうちに、大手企業との成約にこぎ着けた。その後、会社の合併を実現し、自身はビジネスコンサルタントの道を歩む。キヤノン電子グループに経営参画していた時は、グループ子会社の社長も務めた。

 これまでの経験を振り返ると、会社設立を含め、さまざまな企業を渡り歩いて、「市場を踏まえてビジネスに携わっていたというよりは、顧客の悩みを解決することを大前提に、新しい製品を生み出すことに全力投球してきた」と吉澤。その結果が、世界を見据えた製品・サービスを創造することにつながっている。Androidが話題になっていた2010年、休眠状態にしていたソニックス(06年に設立)の事業運営を再開した。Android開発者が抱える問題を解決するため、UIテストの煩雑な点検作業を自動化するクラウドサービス「scirocco(シロッコ)」を提供。今では、世界中で多くの開発者がこのサービスを使っている。(文中敬称略)

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