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2012/08/23 09:27

インタビュー

[週刊BCN 2012年08月13日付 Vol.1444 掲載]

インテック上海 シニアコンサルタント 川西弘純
ビジョンや夢を共有できる組織へ

  • 取材・文/安藤章司  写真/横関一浩

プロフィール

川西 弘純(かわにし ひろずみ)
1969年、富山県生まれ。93年、立正大学経営学部卒業。同年、インテック入社。公共、製造業の顧客などの担当SE、プロジェクトマネージャーなどを経て、直近10年余りは生産管理システム「MCFrame」を活用したSI事業に従事。11年1月、インテック上海法人「英態希信息技術(インテック上海)」のシニアコンサルタント。
 インテックの川西弘純は、ここ10年余り、東洋ビジネスエンジニアリングの生産管理システム「MCFrame」を活用したSIビジネスに従事してきた。インテックの地元・富山県の製造業をターゲットにスタートし、MCFrame事業では今や全国展開するまでに拡大。2003年に創設されたMCFrame Awardのパートナーオブザイヤーを計8回受賞した実績をもつ。川西はこのビジネスの最前線に立ち、2011年からは活動のエリアを中国へと広げた。 


 中国でのMCFrameの販売は、しばしば苦戦を強いられてきた。かつての労働集約型の製造スタイルに、MCFrameの緻密な原価計算を行うスタイルが合わなかったからだ。潮目が変わったのは、中国の人件費が高騰し、管理レベルの引き上げが生き残りの必須条件となったここ数年のこと。潮流を敏感に感じ取って上海へと拠点をシフトした川西の読みはぴたりと的中。「今は、やればやるだけ売り上げが伸びる」と、ほくほく顔で話す。

 しかし、中国でのビジネスに手応えを感じる川西の思いとは裏腹に、「共に切磋琢磨してきた上海の同僚たちの離職率が高止まっている」という厳しい現実が立ちふさがる。「確かに直近の客層は市場が限定される日系製造ユーザー企業が多いものの、中期的にみれば中国地場ユーザーがむしろ増える。なぜ、魅力が感じられないのか、転職することが中国式のキャリアアップなのか」と頭を抱える。SIサービスは、優秀な人員をどれだけ多く揃えられるかでポテンシャルが変わってくるだけに、ビジョンや夢を共有し、長きにわたってノウハウを蓄積できる組織づくりが欠かせない。目の前に広がる大きな市場を手にできるかどうかの正念場だ。(文中敬称略)

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