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2012/10/11 09:24

インタビュー

[週刊BCN 2012年10月08日付 Vol.1451 掲載]

サーバーワークス 代表取締役 大石 良
AWSで掴んだチャンス 適応力と多様性を重視

  • 取材・文/安藤章司  写真/大星直輝

プロフィール

大石 良(おおいし りょう)
1973年、新潟市生まれ。96年、東北大学経済学部を卒業し、丸紅に入社。インターネット関連ビジネスの企画・営業に従事。00年、起業。代表取締役に就任。
 システム構築(SI)を手がけるサーバーワークス代表取締役の大石良は、パブリッククラウド「Amazon Web Services(AWS)」を活用するビジネスに傾注している。ITインフラとして「今は、ユーザーにとってAWSが最適な選択」と判断しているからだ。ビジネスは急拡大しており、情報システムをAWS上へ移行するユーザーニーズの高まりに、確かな手応えを感じている。 


 しかし一方で、プラットフォームは、将来、必ず変遷することも心得ている。クラウドの隆盛でサーバーがどこのメーカー製なのかは、ユーザーの主たる関心事ではなくなり、端末環境もiOSやAndroidなど、新しいプラットフォームが勢力を増している。「技術経営(MOT)の観点を採り入れて、変化が起きたら迅速に行動を起こす」と、大石は観察の目を光らせる。

 技術指向の会社でありながら、技術そのものに一定の距離を置くのは、大石の出自がSIerではなく、商社であることも少なからず影響している。「純粋なSIerとしての経験が乏しいので、SI業界人としての常識に欠けるところがあるのかもしれない」。伝統的なSIビジネスの“常識”にとらわれないビジネススタイルを貫く。

 「未来は確定的なものではない以上、この不確定な未来の予測に経営リソースを割くのはナンセンス。そうではなく、技術や市場環境に適応することにリソースを使うべきだ。AWS関連ビジネスは2012年9月期、前年度比で約8倍に伸びた。だが、将来については予測しがたい」と、適応力と多様性をあわせもつことを重視する。この二律背反を実践していくことで、持続可能な成長につなげていこうとしている。(文中敬称略)

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