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2013/03/28 09:21

インタビュー

[週刊BCN 2013年03月25日付 Vol.1474 掲載]

セカンドファクトリー プロダクト&サービスグループ シニアリード 井原亮二
デザインを考える

  • 取材・文/真鍋武  写真/大星直輝

プロフィール

井原亮二(いはら りょうじ)
 1975年生まれ、神奈川県川崎市出身。明治大学理工学部電気工学科を卒業後、大手メーカーでKIOSK端末や医療装置のUI(ユーザーインターフェース)の開発に携わる。2005年、セカンドファクトリーに転職し、UIの受託開発に従事。現在は、プロダクト開発の責任者を務める。人間中心設計推進機構(HCD─Net)が認定する人間中心設計専門家の資格をもつ。
 井原亮二は、UI開発に強みをもつセカンドファクトリーで、プロダクト開発の責任者を務めている。ユーザーの立場や視点に立って設計を行うHCD(人間中心設計プロセス)にもとづいて、使い勝手のよい製品を開発している。


 井原が手がけた代表的な製品として、「ExTOUCH(エクスタッチ)」がある。Windows 8やWindows 7搭載のタブレットPCで、ユーザーの操作感を向上するアプリケーションだ。タッチ操作によるウインドウの移動や拡大、縮小、指先での文字入力を補助する機能を備えており、「Microsoft Partner of the Year 2011」のソフトウェア開発部門では、最優秀賞を受賞している。

 今でこそ製品開発を統括する立場の井原だが、かつては大手メーカーで製品デザイナーを務めていた。そこでは、「デザインの領域が限られていて、閉塞感を感じていた」。縦割りの組織構造によって、企画、設計、開発の各工程が分断されており、いくらユーザーにとって最適なデザインを提案しても、別工程で変更が加わって、最終的に製品は大幅に改変されるのだ。「そのことが、悔しくてたまらなかった」。そんな思いがあって、企画から設計、開発までを一貫して行うことができる現職に就いた。

 井原は、「デザインの考え方を応用できる領域が日々拡大している」と手応えを感じている。今では、製品開発のデザインだけでなく、社員がプロジェクトを円滑に進行するための社内環境のマネジメントも手がけている。井原にとって、「デザインとは、人に価値を提供すること。使い勝手がよくないところを探求して、その問題を解決することが自分の仕事だ」。人間中心設計の専門家は、製品だけでなく、人間関係もデザインしている。(文中敬称略)

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