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2013/03/28 09:12

インタビュー

[週刊BCN 2013年03月25日付 Vol.1474 掲載]

クララオンライン アジアビジネスクリエーション事業部 マネージャー 高 乃振
中国ビジネスの架け橋になる

プロフィール

高 乃振(Gao Naizhen)
 1972年、中国・大連市生まれ。94年、大連工人大学卒業。95年、大連市政府で勤務しつつ、留学のため来日。01年、日本福祉大学経済学部卒業。06年、日本福祉大学大学院博士課程修了。同年、在学中にアルバイトとして勤務していたクララオンラインに入社。
 クララオンラインの高乃振は、ユーザー企業の中国ビジネスを成功に導くための「ブリッジコーディネーター」を務めている。企業活動においてネット戦略は不可欠であるものの、日中間の規制や商慣習の違いは大きく、「予備知識のない一般企業がブリッジコーディネーターなしに中国でネット戦略を立案するのは不可能に近い」とみる。クララオンラインは、インターネットの専門家集団として、中国でのビジネスコンサルティング事業を積極的に推進している。


 だが、同社も最初から中国のネット事情に精通していたわけではない。大連出身の高が携わるかたちで2006年に開設した大連事務所は、2008年にあえなく閉鎖することとなった。ネットビジネスを語るには、大連のネット中継点はあまりにも小規模過ぎたためだ。「大連の挫折は端的にいえば経験不足。社内の評価も厳しく、毎日のように会社を辞めようと思った」と振り返る。このとき、高のモチベーションを支えたのがクララオンライン創業者で社長CEO・家本賢太郎の「高さん、中国ビジネスはあきらめないよ」とのひと言だった。高は「絶対に成功させてやる」と思った。

 この後、上海や北京で受注した比較的大きな案件も追い風となり、2011年、首都北京で中国法人の設立にこぎ着ける。この間、日中は断続的に政治摩擦を繰り返すが、「日本がひるめば、欧米や韓国に取られるだけ。中国巨大市場の成長は止まらない」と、ユーザー企業を鼓舞し続けた。場合によっては台湾経由で中国市場へアクセスするなどの工夫も重ねる。

 社長CEO・家本のぶれない信念、日中の架け橋を意味するブリッジコーディネーターの役割の大切さを胸に刻みながら、ユーザーのビジネス支援に全力を注いでいる。(文中敬称略)

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