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2014/08/28 09:24

インタビュー

[週刊BCN 2014年08月25日付 Vol.1543 掲載]

吉積情報 代表取締役 吉積礼敏
クラウド時代の天下を取る

  • 取材・文/本多和幸  写真/長谷川博一

プロフィール

吉積 礼敏(よしづみ あやとし)
 1999年3月、東京大学工学部を卒業。同年6月にアクセンチュアに入社。基幹系システムのインフラ担当を中心に、プログラム開発から開発リーダー、ウェブシステム構築、データ移行、パッケージ製品販売まで幅広く経験した。2005年7月に退職。同年9月に吉積情報を設立。現在はグーグル関連のビジネスが売り上げのほぼすべてを占める。
 グーグルの法人向けビジネス商材に関しては、日本一精通していると自負する。吉積礼敏は、「Google Apps」の導入スペシャリスト資格や、グーグルのプラットフォーム商材である「Google Cloud Platform」の認定技術者資格5種を日本で初めて取得した正真正銘の第一人者だ。とくに、グーグルが今春いよいよ日本でも本格展開を始めたGoogle Cloud Platformは、パブリッククラウド市場の勢力図に大きな影響を与える可能性がある。「20年後には、金融などの超ミッションクリティカルなシステム以外はすべてクラウドになって、ITベンダーはPaaS上の開発力で評価される時代になる。そのときに、富士通、NEC、NTTデータといった大手中の大手に肩を並べるITベンダーでありたい。決して夢物語だとは思っていない」と話す表情には、自信が満ち溢れている。


 現在のバックボーンをつくったのは、アクセンチュアでの経験だ。「トーク・ストレート」「シンク・ストレート」の哲学の下、「自分がフェアだと判断したやり方で結果を出すことができるのなら、何をやっても許される企業風土は自分に合っていた」と振り返る。ソフト開発から運用管理、プロジェクトマネジメント、インフラ構築まで、何でもやった。「企業のITシステム構築に関する基礎知識が他のグーグルパートナーとはレベルが違うと思っている。だから、先んじてエキスパートになることができた」という吉積に、大手ベンダーも次々と提携をもちかけている。発言だけを切り取れば、人によっては鼻につくであろうほどの強気。だが、対面した印象はリアリストそのものだ。自分の力を含め、ものごとを正確に見積もる。だから、過小評価も過大評価もしない。「うそをつかないのがポリシーなので」とニヤリと笑う。(文中敬称略)



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